※※ 産まれました ※※

 

 

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7月26日 12時19分、無事に元気な女の子を迎えた!

 

 

うおぉぉおおおぉおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおぉぉおおおぉおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおぉぉおおおぉおおおおおおおぉおおおおおおおおお

 

 

…という訳で今回は巷で流行りの出産レポートというものを書きあげる。

 

終始自己語りだから人によっては気に触ったり不快に感じると思うしそれは仕方がないことだし、暇過ぎて髪むしりとっちゃいそうって人だけ見て下さい。

 

 

 

 

25日に陣痛か分からない微妙な痛みが続いて急遽自分の実家へ。

 

 

次の日に元々検診日だったけど一応時間を早めてもらって、26日の10時頃に産婦人科に行って子宮口のチェック。

 

助産師さん「既に6cm開いているのでもう産まれますね。このまま分娩室に行って産みますよ。」

 

 

わたし「はい。(……?????) 」

 

 

頭の整理ができた後、鬼の連打で何度もゆーこに連絡。LINEや電話をするも寝ていて一切連絡がとれず。

 

 

予定日8月10日だったから余裕ぶっこいていたのにいきなり「今から産む」と言われてアホみたいに焦りました。

 

 

10:30頃、よく分からないまま分娩室の分娩台に登壇。

 


既にもう一人、カーテンで仕切られた隣の分娩台で先に出産体制に入っているひとがいて、「まだいきんじゃ駄目ですよ」って助産師さんに言われながらその人が痛みを我慢する生々しい声が聞こえて更にビビり散らすわたし。

 

 

意外と分娩台室はスマホや飲み物の持ち込みオッケーで、出産の準備ができるまでの間、心を落ち着かせたくてとりあえず思い思いの気持ちで白石麻衣の画像を分娩台の上に寝そべりながらひたすら眺める。助産師さんからしたら間違いなく『コイツ何してんだ』状態だったと思う。

 


これから産むんだって意識し始めたら陣痛が急激に強くなってきて、あまりの痛みに汗びちょびちょで苦しんでいる中、助産師さんは陣痛促進剤の注射やら栄養剤の点滴やらの管でわたしの両腕を容赦なくぶすぶす…

バイオハザード(映画のほう)のアリスになった気分でした。

 

 

加えて助産師さんが「ちょっと我慢してね」なんて言いながらいきなり子宮に向かって腕を股に突っ込んできたうえにグリグリグリグリ!

不意打ちの激痛に「馬鹿なの?!!」の「バッ…?!!」まで声出かかった。羊水らしきものもジョバーって出てきた。この辺りからもう色々どうでもよくなってきた。

 


一番辛いと言われている魔の『子宮口10センチになるまでいきんじゃ駄目タイム』に突入して、定期的にくるありえない痛みに必死に耐え続けた。

もう変な呼吸になりながら涙もボロボロ出てきてあのときのわたしは間違いなく今世紀史上最高に不細工でした。

 

 

相変わらずゆーことは連絡が取れなくて、立ち会いは無理だと確信。余裕のyの字もなかったわたしの痛みの矛先が全てゆーこに向かって「いや寝てる場合じゃねえよ」「今こっち大変なんだよ」「早く起きろよあいつまじで」ともうイラつきにイラつきまくってた。

 


数十分後に看護師さんが再度子宮の様子を見てくれたんだけど見るなり他の看護師さんと「えっいつの間に」「早いね」みたいな会話で慌ただしくなって、視界から見えないところでカチャカチャ器具や道具の音が。

痛みに悶えながらも冷静に『あ、もう産む感じか』って察した。

 


助産師が4人ぐらい周りに集まるなり、「これから痛みの波が来るたびに、わたしたちの掛け声に合わせていきんで下さい。」みたいなことを説明。痛みに集中していてあまり聞き取れなかった。

 


さっそくグワングワンってどデカイ痛みが来て「波来ました」って手挙げたら(別に手は挙げなくて良かった)ボス的な助産師さんが結構脳に響く声で掛け声。

 

 

「大きく息を吐いてー吐いてー吐いてー」

 

「今度は大きく吸って~!」

 

「ハイッ!!!息止めていきんでぇぇええええぇええええええ??!!!!!」←本当にこんな感じだった。

 


初回はタイミングずれたけど『なるほどそういう感じか』なんて冷静に考えながら次の痛みをスタンバる。

 

 

また痛みが来て同じ流れでいきむ。そしたら初めてのいきみだったのに助産師さんに「髪の毛見えてきたよ~」って言われて早過ぎる展開が何故かおかしくて「えっ?!!もうkブホォッwww』なんて吹き出した後すぐにまた次の痛みで真顔。いきむ、また痛み、いきむ…

 


5,6回め当たりで助産師さんが「次もういっちゃおうか」って言って『いっちゃうの???!!!』と焦りつつ、相変わらずのどぎつい痛みの後、今までで一番のいきみっぷりをかました瞬間、ズブんって感覚が股からして、顔をあげたら看護師さんの手の中に小さな赤ちゃん…!

 


初めて娘の顔を見て元気な産声を聞いた瞬間、嬉しい気持ちと安心した気持ちがごった返して涙と鼻水が凄い勢いで放出。股からは胎盤や血にまみれた何かしらが凄い勢いで放出。

 


腹の中に残っている不要になったものを子宮から出すために容赦なくわたしの腹をグリグリ捻り押す助産師さんたち。胎盤や血にまみれた何かしらで一杯になる大きいビニール袋。

 

 

なんとも言えない感動に包まれている間黙々と縫合される股。(←気が狂いそうな痛みの後だったから全く感覚無い。)

 


当たり前だけど全部麻酔無しだったんだよね…信じられない……。

 


日常では起こり得ないことのオンパレードで放心状態だったけど、涙は相変わらずボロボロ。

 


しばらくしたら血が綺麗に拭かれて白い服と帽子を身につけた赤ちゃんを抱かせてもらえた。過呼吸になるぐらい泣いて、赤ちゃんも必死に泣いていて、とにかく何か凄かった。

 

 

初産の場合お産にかかる時間は平均15時間~16時間で経産でも6~8時間らしいのに、わたしの陣痛耐え耐えタイムからお産にかかったトータル時間は1時間45分。

 

 

助産師さんたちに「おおむさんえらい静かで気絶してないかずっと確認してたんだよ」「最速記録かもしれない 」なんて次から次に同じような言葉をかけられたけど何も考えられなかったから「ありがとうございました!ww」ってとにかく笑った。

 

 

結局ゆーこは出産の4時間後に赤ちゃんと初対面。183cmのデカブツがひたすら可愛い可愛い言いながら恐々抱っこしていて面白かった。

 

 

出産後は4日間入院で、個人部屋だったからアホみたいにくつろいだ。

 

 

ただ、出産が終わって数時間したらまひしてた股の痛みをだんだん感じるようになって普通に座れなくなった。

 

 

そりゃ急所裂けるわ切られるわしたら痛いわけだけど、問題がもう一つあって。

 

 

 

 

恥ずかしい話、脱肛した。

 

 

 

 

いわゆる痔。

 

 

 

 

もう笑うしかない。

 

 

 

 

ネットで調べたら妊娠中や出産後に痔になる人は多いので安心した下さいって書いてあって『な〜んだ』とホッとしつつ、担当の先生にさっそく報告。

 

 

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袋一杯のボラギノールもどきを無事に確保。

1ヶ月くらいで治るらしいから本当に良かった。

 

良かったんだけど縫合した部分も相まって、痔とのダブルパンチに股はしばらく再起不能。トイレするときにかがむだけで思わず声が出そうになるほどの激痛。

 

 

 

 

…とりあえず出産日はこんな感じでした。

 

 

未だに実感ないけど、娘に大好きって言ってもらえるお母さんになれるよう頑張ろうと思います。

 

 

まとまりもクソもない長ったらしい内容になっちゃったけど、とりあえずこの辺で。

 

 

 

 

散ッ!